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フィットネスクラブ・スポーツジムでのレジ運営の考え方とは?~おすすめの周辺機器と連携会員管もご紹介~

 

フィットネスクラブ・スポーツジムにおいて、混雑が予想されるフロントカウンター業務。フロントでの入退会、物品売上などで発生するレジ精算業務の時短対応は顧客満足度を向上させるうえで重要なポイントとなります。精算レシートの出力や、商品バーコードの読み込み等、レジ業務を円滑に行うためのおすすめの周辺機器やそのメリット、事例をご紹介させて頂きます。

これから開業をお考えの方も是非ご覧ください。

「レジ」の役割とは?

まず始めに「レジ」と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?多くの方がスーパーマーケット、コンビニエンスストアのカウンターに並ぶ大型の精算用機器を想像されるのではないでしょうか。インターネットで「レジ」を検索すると「金銭登録器を備えてお客様より支払いを受ける場所、またはその係」とあります。フィットネスクラブ・スポーツジムにおいて、どのような部門・場所がレジに該当するのでしょうか。

多くの施設はフロントカウンターで精算業務を行うケースが多い傾向にあります。レジ兼用のフロントカウンターでは利用者の入退館や各種申込の受付など、多岐にわたるお客様対応が集中します。取り扱われている商品・サービスに応じて精算業務は複雑化し、ピークタイムではカウンターに長蛇の列ができることも珍しくないと思います。精算業務を簡略化し、迅速で確実なインプットができれば顧客満足度の向上につながります。

日常的に利用されるコンビニエンスストアを例にあげると、商品バーコードを読み取るバーコードスキャナ、釣銭を保管するキャッシュドロア、精算レシートを発行するレシートプリンター、お客様へ支払い金額を通知するカスタマディスプレイ、キャッシュレス決済に対応した磁気カードリーダー、など複数の機器がレジカウンターに集約しています。
近年では新型コロナウイルスまん延防止に伴い、レジ精算業務の非接触化を行うためセルフレジ、自動釣銭機を導入される店舗も増えてきました。

このように取り扱われる商品・サービスに応じて複数の機器が導入されていることが分かります。

小売業界ほど多くの機器を導入する必要はありませんが、施設の規模・運用に応じた機器を導入することで業務改善とコスト削減につながります。

また、会員管理システムと連携することができれば、会員情報と物販の記録が同時に保管できたり、チェックイン・アウトと同時に精算ができたりと、さらに業務を効率化することができるでしょう。

それでは、フィットネスクラブ・スポーツジムのレジ精算業務で実際に利用されている周辺機器と会員管理システムの連携例を見ていきましょう。

フィットネスクラブ・スポーツジム会員管理で利用されるレジ周辺機器について

会員管理システムと連動実績のある周辺機器をご紹介します。

バーコードスキャナ

会員管理システムへ売上入力をする際、商品を呼び出す方法はIDを手入力する・商品一覧より選択する方法があります。取り扱いしている商品点数によっては選択に時間がかる、入力ミスが起きる、などトラブルの原因になりかねません。商品の多くはJANバーコードが使用されています。あらかじめ会員管理システムへJANバーコードを登録しておくことで、バーコードスキャナを利用するだけで商品を読み取ることが可能です。バーコードスキャナの価格も比較的安価なため導入しやすいというメリットがあります。

レシートプリンター

物品購入の際、何気なく受け取っているレシートですが、お客様に領収書の代わりにレシートの提供を求められた場合は、店舗にはレシートを提供する義務が生じるという通説があります。ペーパーレス化の観点より、近年ではレシートの電子化(電子レシート)サービスなども提供されていますが、それらのサービスが普及するのはまだまだ先の長い話になりそうです。会員管理システムと連携したレシートプリンターでは、精算直後にレシートを出力することができます。また開店前のレジ点検業務結果をレシート出力することも可能です。家電量販店に並ぶカラープリンターとは違い、専用紙に熱転写して印刷するタイプのプリンターとなるためインク交換は必要ありません。ロール紙を購入するだけで継続利用することができます。また耐用年数も比較的長く、安定稼働が見込まれる機器の一つです。

自動精算機

利用者がチェックアウトされる際、利用料の精算を伴うケースがあります。フロントカウンター一本で対応することができれば問題ありませんが、時間帯によってはカウンター業務が集中してお客様をお待たせすることも多いと考えます。自動精算機を導入し精算ラインを二重化することでフロントカウンター内の業務を分散し、効率よくお客様対応をすることができます。

自動精算機での精算は次の通りです。

店舗側:会員管理システムより利用者の利用料金を入力後、自動精算機に情報連携します。

利用者:施設利用後に自動精算機で操作をします。携帯会員証・スマートキー・精算用バーコードなどを自動精算機付属のリーダーでスキャンします。本日の利用料・精算金額がディスプレイに表示された後に、画面指示の通り精算頂きます。

お客様に精算して頂くという点では近年流行りのセルフレジと同様ですが、お客様が利用した商品・サービスをだれがシステムに入力するのか?という点が異なります。セルフレジ備え付けのバーコードスキャナを片手に商品バーコードを読み込む必要がない自動精算機はスピード感が求められるカウンター業務に適しています。またコロナ化での非接触化に大きく貢献する機器だと考えます。

まとめ

システムへの連動実績がある機器を何点か解説させて頂きました。精算方法一つとっても現金・クレジットカード・QRコード決済・商品券支払い・ポイント利用、など数えればきりがないほど優れたサービスが提供されている今日では、お客様のニーズに応じたサービス展開が不可欠です。今回取り上げることができなかったQRコード決済などはWITHコロナ時代の新しい決済方法として確実に根付きつつあります。財布を持ち歩く必要がなくスマートフォン一つで気軽に精算ができ、釣銭の受け渡しもないキャッシュレス決済を導入されている店舗は今後も増えていくと考えます。

弊社が提供する会員管理システムでは今回ご紹介した機器・サービス以外にもカウンター業務を効率化するサービスを数多く取り揃えております。システムの新規導入や、変更に伴うご相談などございましたらお気軽にご連絡下さい。

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