ブログ管理手法

ジム経営のマネジメントとトレンドを解説 有利になる資格もご紹介

近年、ジム・フィットネスの新規開業や店舗数が増えてきています。コロナ前とコロナ後でジム・フィットネスのタイプが変わってきています。そこで今回は、ジム経営の市場規模や回復状況、トレンドや資格について分かりやすくに解説・ご紹介していきたいと思います。

ジム・フィットネス業界の市場規模や回復状況

スポーツジムやフィットネスジムやの開業・経営を検討している方にトレンドや市場規模について簡単に解説していきます。

スポーツジムやフィットネスジムやの市場規模は、令和5年は4,886億円となっており、ピークの平成31年の4,939億円に近づきつつあります。しかし、コロナの影響を受けた令和2年は3,196億円まで落ち、前年の平成31年に対し約35%減っておりました。また、アメリカやヨーロッパなどの欧米諸国のスポーツジム・フィットネスジムやの市場は日本以上のダメージを受けたところもあり、市場の規模が半減した国もありました。

コロナ収束とともに日本は徐々に回復してきていますが、欧米諸国は最高値を更新しています。日本との人口の差がありますが、欧米諸国は急成長しているのです。

新規開業される施設のスタイルも大きく変わってきています。平成30年までは、ジム以外のレッスンやスイミングなどの様々な運動が行える総合型のジム・フィットネスのスタイルが多かったと言えるでしょう。しかし、近年は24時間セルフ型のジム・フィットネスや少額・小規模のジム・フィットネスのスタイルが多くなっています。

ジム・フィットネス業界のトレンド

次に、ジム・フィットネス業界のトレンドについてご紹介します。どのようなものが最近のトレンドと言えるのでしょう?

24時間セルフフィットネスジム

名前の通り、24時間利用できるフィットネスジムです。スタッフが常駐する時間が決まっており、それ以外の時間帯は無人運営になっています。人件費が削減できるため、利用料金が安い傾向にあります。

また、全国にチェーン展開している24時間フィットネスジムでは全店舗利用ができるジムもあります。最近ではトレーニングシューズやウェアなどが必要なく、普段着や外履きの靴でも利用できるジムも増えてきています。

パーソナルジム

専属のトレーナーが個別につき指導してくれるパーソナルジムは、近年人気が高まっています。また、ボディメイクやダイエットなど特定の目的に特化したパーソナルジムや、人の目を気にならないような完全個室型のパーソナルジムも増えてきています。

女性専用ジム

女性の利用者のみを対象としたジム・フィットネスです。海外発祥の暗闇フィットネスや、部分痩せのトレーニングなど女性のニーズにマッチしたプログラムやトレーニングに特化しているため人気が増加しています。プライバシーに重視しているため、異性の視線を気にせず安心して利用できる点も大きいかと思われます。

フィットネス・ジム向けソリューション
「i☆Series」製品ガイド

ジム・フィットネスの経営について

近年のジム・フィットネスの店舗数は、10年以上右肩上がりで上昇しています。ジム経営は儲かるのか、新規参入は難しいのか、実際儲かっているジムの経営はどうしているのかと気になると思います。そこで近年のトレンドや市場規模を踏まえたうえで、成功させるポイント・注意点をご説明します。

1.ニーズに合ったビジネスモデル
ジム・フィットネスのビジネスモデルは、総合型ジム、小型ジム、スタジオの3つに大きく分けられます。それぞれのターゲット層やニーズを意識することで売り上げアップにつながります。

例えば、パーソナルジムは、的確なコンセプトのもと効果的なトレーニングと高品質なサービスを提供できるビジネスモデルです。このように、コンセプトなどで差別化を図っているジムも多数あります。

しかし、差別化だけに重きを置いてしまうと、他にない珍しいサービスばかりを提供してしまい、コンセプトが曖昧になる場合があります。意識しているターゲット層に向け、需要があるものを導入・検討することをお勧めします。

2.効率的な集客
ジム・フィットネスの集客は、口コミやSNSなどが主になります。特に今は、SNS等が非常に発達しているのでSNSやWebサイトを活用したマーケティングは、若年層を中心とした集客にとても効果的です。また、質のいいトレーナーなどを雇用することで、リピータが生まれやすくなります。

3.フィットネスジムの設備
ジムの内装や設置しているトレーニング器具などは、とても重要な部分になります。いざ来店して自分のトレーニングに必要な機器がなかった場合、モチベーションの低下から継続することが難しくなります。ターゲット層やビジネスモデルに合わせて、必要なトレーニング機器や、日焼けマシンやロッカー、シャワー室などの設備を用意すると顧客満足度を高められます。また、メンテナンス、衛生管理も徹底することも重要です。

持っておくと有利になるジム・フィットネスの資格

ジム・フィットネスは、経営・開業するために必要な資格はありません。しかし、資格を持っておくことで、お客様からの信頼に繋がります。そこで、おすすめの資格をご紹介します。

NESTA(ネスタ)-PFT資格

健康やジム・フィットネス目標に合わせて改善・向上をサポートや指導を行うプロとしての知識や技術を証明できる資格です。国際的にも認められており、資格を取得することで、海外の利用者に向けても証明ができます。経営する側もパーソナルトレーナーの知識を持っておくことで、自身のジム・フィットネスのレベルアップにも繋がります。

フィットネスクラブ・マネジメント技能士

フィットネスクラブ・マネジメント技能士とは、フィットネスジムの運営や管理に必要な知識やスキルを証明できる国家資格です。またマネジメントだけではなく、トレーニングの基礎、救急処置など基本的な知識の証明もできます。

経営管理やマーケティング、財務管理など、フィットネスクラブの運営に必要な幅広い知識とスキルを習得できるため、経営者やマネージャーとしての専門性を高めることができます。

まとめ

「ジム経営のマネジメントとトレンドを解説 有利になる資格もご紹介」と題して、ご紹介してまいりました。ジム経営、業界のトレンド、資格などをご紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか?ジム経営をするためには、知識や準備が必要になります。資格も取得しておけば、ブランディングにも繋がり、他との差別化も図れます。

ジム経営を成功させるためには、会員様の状況などを管理する業務も効率化しないといけません。弊社のi☆シリーズの中の会員管理システム「iMember」を導入してみてはいかがでしょうか?基本的には会員の状況を把握できるシステムですが、会員証などのバーコードにも対応しています。また、顔認証でのチェックインも可能な点等、ジム・フィットネスの会員管理に活用できる機能が満載です。

当サイトでは、フィットネス・ジム向けリューション「i☆Series」をわかりやすく説明している資料をご用意しております。

まだ情報収集中レベルで、学びを優先されたい方
「フィットネスクラブ退会防止策ガイド」~新規入会よりも退会防止を強化する秘訣とは?~

システムやクラウドサービス等の具体的な解決策を探している方
「フィットネス・ジム向けソリューション i☆Series製品ガイド」

フィットネス・ジムを運営するためのポイントが理解できる資料になっています。ぜひ、ダウンロードページより資料をご覧ください。

「管理手法」関連ブログ