コロナ禍の中、フィットネスクラブ・スポーツジムの会員様には少しでも安心安全に施設を利用していただきたいでしょう。そこで注目されているのがCO2濃度測定器です。理由は人の密状況が把握できれば、換気のタイミングがわかり、感染リスクを低減できるからです。本記事では
フィットネスクラブ・スポーツジム向けのCO2濃度測定器を徹底比較し、おすすめのサービスをご紹介していきます。そして「CO2濃度測定」についても、詳しく解説いたします。
目次
フィットネスクラブ・スポーツジムにCO2濃度測定器が求められる背景
フィットネスクラブやスポーツジムの経営に新型コロナウィルス（以下、コロナ）は逆風です。
2020年2月の第一波に向かう前に愛知県熱田区のスポーツジムでコロナのクラスターが発生したことは、フィットネスクラブやスポーツジムのイメージを悪くしました。狭いスタジオに多くの会員様が密集し、汗を流すことは「コロナ感染に危ない場所だな・・」と思われたのです。そして会員様の退会が増え、新規会員を増やすこともできず、新店のオープンが延期するケースもありました。
あれから１年以上が経ち、施設側や会員様の感染対策もできるようになり、悪いイメージも緩和されてきました。フィットネスクラブやスポーツジムは非常に厳しい時期を、自らの工夫や努力により乗り越えたのです。しかし会員様の安全を第一に考え、感染リスクを抑えるための経営努力はまだまだあるはずです。例えばフィットネスクラブやスポーツジムで、人の密状況が把握できれば、感染リスクを低減できないでしょうか？定刻の換気だけでなく、密になったタイミングで換気ができれば、もっと安全な施設運営ができないでしょうか？
そこで注目されているのが、CO2濃度測定器です。会員様が運動をされている状態で、二酸化炭素（以下、CO2）や空気の状態を数値で可視化できれば、換気のタイミングを把握することができます。
つまりCO2を可視化できれば換気対策を強化することでき、会員様の安全安心につながるのです。またCO2は眠気や疲労感など、身体への影響に密接な関係があると言われており、CO2濃度が濃くなれば、喚起が必要になります。
このような背景から今、CO2濃度測定器が求められているのです。そこでフィットネスクラブやスポーツジム向けのCO2濃度測定器を徹底比較し、おすすめの予測センサーをご紹介していきます。おすすめのCO2濃度測定器や予測センサーはどれなのでしょう？
CO2濃度測定器 おすすめ１）（株）アイサイト 「CO2濃度予測センサーサービス」
（株）アイサイト（以下、アイサイト）は、24時間フィットネス、ヨガスタジオ、パーソナルジム、シニアフィットネス、メディカルフィットネス、スポーツジムなど、全国の様々なスタイルの運動施設に会員管理システム等を提供しています。これらの施設に提案されている、新しいスタイルのCO2濃度測定器がCO2濃度予測センサーサービスです。
なぜこれほどまでに人気があるのでしょう？理由は２つあります。
１つ目の理由はクラウドサービスを使ったCO2濃度測定器であるからです。ITやシステムの専門知識がなくとも、クラウドサービスであれば簡単に運用できます。
２つ目の理由がフィットネスクラブやスポーツジム運営に特化したCO2濃度予測センサーだからです。
システムとサービスの具体的な内容は、まずCO2・温湿度センサー（小型のIoTデバイスをご用意しています）を設置し、監視データをインターネット経由でクラウドに送信・蓄積します。蓄積されたデータはCO2値予測を分析し、換気状況悪化に対する注意喚起アラート（メール送信）を知らせてくれます。クラウドサービスなのでデータを出力（csv出力）して分析・加工することもできます。どこにいてもパソコンやスマートフォン、サイネージ・タブレット等でデータを監視・管理することができるので、施設のCO2濃度、温度、湿度がわかります。5分後のCO2濃度を予測できるということは、CO2濃度が基準値を超える前に換気ができますので、会員様が安心して施設を利用できるサービスなのです。
価格や料金は、お見積もり・お問い合わせとなっていますので、個別にお問い合わせください。
★参照元URL https://i-series.i-site.co.jp/co2service/
CO2濃度測定器 おすすめ２）（株）東亜産業 「CO2 Manager(シーオーツーマネージャー)」
（株）東亜産業（以下、東亜産業）のCO2 ManagerはコンパクトなCO2濃度測定器として人気があります。特長はCO2濃度、温度、湿度を簡単に測定でき、色や数値でリアルタイムに状態が見えるため、換気するタイミングを逃さないことです。精度の高さや安定性がある、赤外線で測定するNDIR方式のセンサーを採用しています。コンパクトなCO2濃度測定器であるため、学校、介護機関、店舗、オフィスなど様々な施設で採用されています。ただし、空間全体を測定するものではなく、機器周辺を測定するものです。つまり施設全体で利用し、クラウドサービスでアラート通知してくれる機器ではありません。
価格は6,980円（税込）となっていますが、各通販サイトで様々な価格や料金で販売されています。東亜産業のCO2 Managerは、これ1台で様々なCO2濃度が測定できる機器であり、とても便利なCO2濃度測定器と言えるでしょう。
★参照元URL https://toamit.jp/products/precision-machine/toa-co2mg-001/
CO2濃度測定器 おすすめ３）グローバル・ジャパン CO2濃度測定器「キレイさん」
グローバル・ジャパンのCO2濃度測定器「キレイさん」はコンパクトで場所を取らない、CO2濃度測定器です。「空気をキレイに!」「温度測定で室内を快適な温度に!」「湿度測定で風邪予防に!」をコンセプトに様々なシーンで使えます。例えばリビングやデスク周り、子供の部屋、車の中などに、置くだけで簡単にCO2濃度測定ができます。測定方式はNDIR方式ではなく、TVOC方式を採用しています。センサーを経由して空気中の揮発性有機化合物を計測し、自動計算でCO2濃度を算出する方法です。
「キレイさん」は個人向けに販売されているCO2濃度測定器とも言える反面、台数値引きや大量販売をしているケースがあります。つまり施設にはたくさん設置することで、機器周辺を測定するような利用シーンには、合っているかもしれません。
価格は2,500円から（税別、送料別）となっていますが、各通販サイトで様々な価格や料金で販売されています。グローバル・ジャパンのCO2濃度測定器「キレイさん」は、まん延防止に重宝すること間違い無しのCO2濃度測定器と言えます。グローバル・ジャパンの公式サイトが見つからなかったため、下記サイトを参考にした情報となります。
★参照元URL
https://product.rakuten.co.jp/product/-/130e6dd4dee55d5dc1d47d3b90cd7bbb/?l2-id=pdt_summary#price_compare
まとめ
フィットネスクラブ・スポーツジム専用のCO2濃度測定器というものはありませんでした。アイサイトのCO2濃度予測センサーサービスが近いイメージなのかもしれません。CO2濃度測定器はオフィスや施設、個人宅の様々な利用シーンに対応できているのです。CO2濃度測定器はたくさんの種類がありますので、みなさんの利用用途に合ったものを選んでください。CO2濃度測定器はCO2濃度を測定することでアラートを出してくれて、３密を防ぎ、感染リスクを低減してくれるものが良いのではないでしょうか。
そしてCO2濃度と合わせて「湿度」も同時に測定できるCO2濃度測定器をおすすめします。理由は湿度60％弱が感染リスクを抑えるにあたり最適だと言われています。湿度が上がりすぎても下がりすぎても、飛沫感染やエアロゾル感染のリスクが高まります。湿度データ可視化による、感染防止にも気を配りましょう。
当サイトでは、フィットネスクラブ・スポーツジム向け「CO2濃度予測センサーサービス」をわかりやすく説明している資料をご用意しております。
ぜひ、ダウンロードページより資料をご覧ください。
本記事は２０２１年９月２１日の情報を基に作成しています。CO2濃度測定器に関する詳しいお問い合わせは、各サイトからお問い合わせください。
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