フィットネスクラブ・スポーツジムにおける課題とはどのようなものか、また、フィットネスクラブ・スポーツジムにおける課題を、会員管理システムでどのように解決するのか、解説いたします。
そもそも課題とは?
フィットネスクラブ・スポーツジムにおける課題を考えるのに際して、まず始めに「課題」を辞書で調べてみると「解決しなければならない問題。果たすべき仕事。」とあります。次に「問題」を改めて辞書で調べてみると「現状と目標との間にある障害(差、ギャップ)のことである。」とあります。ビジネスにおいては、人それぞれに立場は違いますが、誰もが理想や目標を掲げた上で行動していると思います。その理想や目標と、現実とのギャップが問題であり、解決しなければならない問題が「課題」です。私自身もそうですが、日々の業務を遂行する上で、様々な問題が発生します。ただ、問題を発見出来るかどうかは、個々のスキルによるところが大きいような気がします。一つの事象に対して、ある人は問題として捉えていても、別の人は全く問題として認識していない。といったような場面は、皆さんも経験があるのではないでしょうか。それぞれ価値観が違うので、問題の捉え方が違っていてもやむを得ない所はあると思いますが、企業において、個人ごとに問題意識が違っていては、それこそが問題です。企業における課題解決を進めるためには、まず問題を発見する事が必要です。そして、問題を発見するためには、理想や目標を明確にし、現実とのギャップに気付く事が重要になります。そうして、一つひとつの課題解決を継続していく事が、成長に繋がるのだと思います。前置きが大変長くなってしましましたが、それでは、フィットネスクラブ・スポーツジムにおける課題について、見ていきましょう。
フィットネスクラブ・スポーツジムにおける課題とは?
ビジネスである以上、フィットネスクラブ・スポーツジム運営における最大の目的は、やはり「利益をあげる」事です。フィットネスクラブ・スポーツジムは、運動を行える環境やサービスを会員様に提供する事で、会員様から対価を得ています。主な収入源としては、施設利用料、物販収入が挙げられますが、やはり一番は施設利用料になります。多くの施設は会員制度を導入していますので、月々の会費が最大の収入源という事になります。従って、会費収入を増やすための手段としては、「会員数を増やす」、「一人あたりの会費を上げる」のどちらかという事が言えると思います。前者の「会員数を増やす」ためには、単純には、入会者を増やして退会者を減らすということが必要になります。また、後者の「一人あたりの会費を上げる」という点については、会費は提供したサービスに対しての対価ですから、逆に言えば対価に見合うだけのサービスを提供するという事が必要になってきます。そして、フィットネスクラブ・スポーツジムにおける最も重要な問題とは、会費収入の減少、つまり「会員数の減少」もしくは「一人あたりの会費の減少」と言い換えることができ、「会員数の減少」を食い止める事が、最大の課題解決と言えるのではないでしょうか。それでは次に、フィットネスクラブ・スポーツジムにおける最大の課題である「会員数の減少」を解決する方法について考えてみます。
「会員数の減少」に対する課題を会員管理システムで解決する
ここまでで、「会員数を減らさない」事がフィットネスクラブ・スポーツジムを運営する上で最も重要である事を解説いたしました。会員数を減らさないためには、「入会者を増やす」もしくは「退会者を減らす」事が必要になってきます。会員管理システムを活用する事で、課題解決に結びつく事を解説いたします。
<WEB入会システム>
多くの方が運動を始める場合、どこのお店(運動施設)が良いかお店探しから始まります。そしてお店が決まれば、入会の手続きが必要になります。これまでは、入会の手続きを行うためにはお店に足を運んで、入会手続きを行う必要がありました。この場合、折角やる気も出てお店まで決定したのに、お店に行かないといけない煩わしさがあります。その間に熱も冷めてしまい、折角の入会者を取り逃がしてしまう事にもなりかねません。そのようなシーンで活用頂けるのが、「WEB入会システム」です。やる気になったその場でスマホから入会手続きが完結しますので、入会機会を逃しません。また、施設スタッフの入会手続き業務の負担軽減にもつながります。
<WEB振替システム>
スイミングスクールなどの教室は、通う曜日と時間が決まっています。小さいお子様の場合には体調を崩したりする事も多く、どうしても出席できない場合も出てきます。そのような場合のために、多くの施設では振替制度を設け、欠席した分を別の日に振り替えする事が可能になっています。これまでは、保護者の方が施設に欠席する旨の電話をして、どの日に振り替えするかをクラスの空き状況の説明を受けながら決定する必要がありました。弊社の「WEB振替システム」を使用すれば、スマホから欠席の手続きができ、空いているクラスを確認しながら別の日に振り替えする事が出来ます。保護者の方は施設に電話する手間がなく、施設スタッフにおいても電話応対からも解放されるので、会員サービスの向上、施設スタッフの負担軽減にもつながります。
<バスロケーションシステム>
スイミングなどのスクールに通う小さいお子様は、保護者の方が送り迎えを行うか、施設が運用するスクールバスで通う事になります。スクールバスは、交通状況によっては遅れる場合もあります。そのような場合、「バスロケーションシステム」を使用すれば、バスの現在地や遅延状況がわかるので、保護者の方も安心です。また、バスがバス停に近づいた時にプッシュ通知でお知らせしますので、バス停で長時間待つ必要がなくなり、時間を有効活用する事も可能になります。台風などにより臨時運休する場合など、特定の会員種別、クラスなど条件を絞り込んで「プッシュ通知」でお知らせする事も出来ますので、施設スタッフは、大勢の会員様に連絡をする手間から解放されます。既読通知機能もついていますので、伝達漏れもなく安心です。
まとめ
今回は、フィットネスクラブ・スポーツジムにおける課題にフォーカスし、課題に対する会員管理システムの活用事例を僅かながら挙げさせて頂きました。これからも、皆様とともに進化を続ける現場に即したソリューションを引き続き提案して参ります。
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