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フィットネスクラブ・スポーツジム会員管理 非接触のメリット・デメリットとは

なかなか治まらない新型コロナウイルス感染症。断続的に緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の適用が続き、フィットネスクラブやスポーツジムでも強いリスク管理の意識を持って施設を運営することが求められています。
感染対策の一環として、「飛沫」防止対策を目的とした施設内でのマスク着用は、会員様にとっても当たり前になっていますが、「接触」防止対策はいかがでしょうか。
フィットネスクラブやスポーツジム施設のフロントでのチェックインで、会員証等の「もの」による接触をなくすため、「顔認証」を導入する場合にどんなメリット・デメリットがあるのかをお伝えします。また、スタジオでの接触を防止するためのオンライン・スタジオプログラムの メリット・デメリットについてもお伝えします。

フロント顔認証チェックインのメリット

  • 「もの」による接触なくチェックインが可能
    会員様の「顔」自体が会員証なので、「もの」の受け渡しによる接触が発生しません。カメラの前に立つだけで登録済みの顔写真で認証を行いチェックイン業務が完了します。
  • マスク着用のままチェックインが可能
    弊社が採用している顔認証システムは、カメラの前でマスクをはずす必要がありません。マスクを着用したままで認証可能です。
    正しくマスクを着用していない場合、ディスプレイ上に表示され、音声でも知らせてくれます。
  • 登録済の顔写真での認証が可能
    弊社が採用している顔認証システムは、フィットネスクラブやスポーツジム施設側で、既に保管されている顔写真をそのまま利用して顔認証が行えます。顔認証のための写真の撮り直しが不要です。
  • 非接触での検温が可能
    弊社が採用している顔認証システムでは顔認証と同時に検温を行います。一定温度以上の体温の会員様の場合、ディスプレイ上に警告を表示します。

フロント顔認証チェックインのデメリット

  • 子供の顔写真は更新が必要
    子供は成長とともに、顔認証の認識率が低くなります。
    定期的に元となる顔写真を更新する必要があります。
  • 登録可能な顔写真枚数に上限がある
    弊社の採用している顔認証システムでは、データベースに登録可能な顔写真の枚数に上限があります。
    上限を超えないように定期的に、不要な顔写真をメンテナンスする必要があります。

スタジオプログラムの非接触化は?

スタジオプログラムは、コロナウイルス対策として三密(密閉空間、密集場所、密接場面)回避がもっとも求められます。
主な対策として

  • マスクの着用
  • ソーシャルディスタンスを保つためのプログラム参加人数の制限
  • プログラム実施中の常時換気
  • プログラムの終了の都度、扉・床の消毒
  • インストラクターと参加者が向かい合わないようにする

などの対策が必要になります。

フィットネスクラブやスポーツジム施設で実施されているビデオ通信サービスを利用してのオンライン・スタジオレッスンは、非接触で行えるので確実に三密を回避できます。
オンライン・スタジオプログラムを導入する場合のメリット・デメリットをお伝えします。

オンライン・スタジオプログラムのメリット

  • 直接接触しないので確実な三密対策になる
    誰とも接触せず、人と人との接触回避が確実に行えるので、感染リスクを心配することなくスタジオプログラムを実施することができます。
  • 自分自身のペースで時間を有効活用できる
    スタジオの収容人数を気にせず、お気に入りのスタジオプログラムに参加することができます。仕事終わりや出勤前の込み合う時間帯でもスタジオプログラムに参加することができるのは会員様にとって大きなメリットです。
  • 気楽にスタジオプログラムに参加できる
    オンライン・スタジオプログラムはインストラクターや自分以外の会員様から隔離された自宅から参加することが可能なので、プレッシャーを受けず緊張しないでプログラムに参加できます。
    また、初心者でも他の会員様と動きを比較することなく自分のペースで行えます。
  • スタジオプログラムに集中できる
    実際のスタジオでは多数の参加者と同時に運動することになるので、ざわざわした感じになりがちですが、オンライン・スタジオプログラムでは、一人一人が別々の部屋で運動を始めるので、すぐプログラムに集中でます。
  • 休会や退会の防止につながる
    新型コロナウイルス感染症を避けるため、フィットネスクラブやスポーツジム施設の利用を控えている会員様がオンライン・スタジオプログラムを利用すれば、運動習慣を継続することが可能となり、新型コロナウイルス回避中も会員継続するきっかけになります。

オンライン・スタジオプログラムのデメリット

オンライン・スタジオプログラムのデメリットは、通信環境・音響環境・利用するビデオ通信サービスなどハード環境に依存するものです。

  • 映像・音声にタイムラグが発生する
    インターネット上で提供されるビデオ通話サービスを利用して行う場合、ご自宅のネットワーク環境によっては、映像・音声の遅延が発生してしまうことがあります。
  • カメラの撮影範囲が固定される
    撮影範囲が限られるので、全体像の把握や手・足といった部位毎の把握など、いろいろな角度から実際に目で見るように同時に把握することはできません。
    実際のスタジオであれば、自身の把握したい範囲に集中して見ることができますがオンライン・スタジオレッスンでは、細かく確認することはできません。
  • コミュニケーション不足になる
    オンライン・スタジオプログラムでは、同時対話が難しいのでインストラクターと会員様とのコミュニケーションが不足してしまいます。映像・音声を通して会話になる為、表情、しぐさ、ニュアンスなど細かな点が読み取りにくくなります。

まとめ

コロナ禍の中、フィットネスクラブやスポーツジム施設の運営には大変苦労されていらっしゃることと思います。
今回、非接触をテーマに「顔認証」と「オンライン・スタジオプログラム」のメリット・デメリットをまとめてみました。
「新しい生活様式」へのシフトチェンジが求められているなか、継続して施設を利用して頂くアイデアの1つとしてご検討いただけますと幸いです。

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